衣類リサイクル事業
【どんなことをしているの?】
1990年から、いわき市内外10ヶ所以上に設置した専用ボックスを通して
住民の方々の不要になった衣類を無償で回収しています。
集めた衣類は、スタッフやボランティアの手作業によって、
さまざまなルートへ仕分けられていきます。
≫ 直営店舗での再販売 ≪
不要になった衣類でも、まだ着用できるものは
ザ・ピープルの直営店で再販売します。
≫ 工業用ウエスやリメイク品への加工 ≪
工業用ウエスを製作する地域の就労支援施設や
リメイク品の作家さんへ素材の提供を行っています。
≫ 海外への支援 ≪
国外で需要のある衣類は
東南アジアや南アフリカエリアへ渡ります。
≫ 生活困窮者や被災者への衣類支援 ≪
行政やほかの団体と連携し、
失業・病気などで生活にお困りになっている方や
災害の被害を受けられた方に無償で衣類を支援する、
「クロージングバンク(Clothing Bank)」を実施しています。
【私たちが目指すこと】
大量の衣類の焼却処分による
二酸化炭素排出の抑制
ザ・ピープルが回収する衣類の量は、年間260トンにものぼります。
これらは、住民のみなさんが、
"捨てるにはもったいない"
"自分にはもう必要ないけれど、誰かや何かの役に立ててほしい!" と
寄付してくださるものです。
しかし、私たちの衣類リサイクル事業がなければ
"燃えるゴミ" として処分され、多くのCO2が発生してしまいます。
ザ・ピープルは、まだ活用できるもの新たなルートで循環させることで、
「衣類をゴミとして燃やさない社会」の構築を目指しています。